アマゾン通信VOL.3 2004・6・17
アマゾン通信VOL.3 2004・6・17
●保健分野として初めての国際条約である、タバコ規制枠組み条約は5月19日、参議院でも可決され、日本国としての批准が決まりました。
閣議を経て、国連での批准事務手続きに入ります。条約発効に必要な40カ国の批准へ一歩前進ですが、国内の法整備はまだこれからです。
●自販機メーカーと東京都を被告にした「はみ出し自販機訴訟」を担当している、浅野晋弁護士から原告の一人であるアマゾン鈴木にも「すみません負けちゃいました」というオチャメな最高裁報告書が4月下旬に届いて当オフィスアマゾン内ではウケてます。
地裁では勝訴したものの、その後、高裁、最高裁と敗訴したわけですが、その間に全国の公道上を違法に占拠していた、自動販売機はほぼ姿を消しました。90年代初めから主婦連など複数の市民団体有志による、メーカーへの是正要望や自治体への指導要請が行われていましたが、違法な自販機撤去は遅々として進みませんでした。各メーカー社長を呼びだして、是正を迫る警視庁に較べて、東京都自身は不正に占拠されている道路使用料の徴収もあまりやる気を見せず、結果的に被告に加えられることになった。94年1月に改善の遅い「日本たばこ産業」「東京コカコーラ・ボトリング」「サントリーフーズ」の3社と都を提訴。
これに先立ち、93年の夏に「はみ出し自販機対策協議会」が千代田区の官公庁街を除く全域を独自に調査。当時、千代田区神保町に事務所があったオフィスアマゾンも協力し、一部地域の調査を担当しました。夏の暑い盛りにカメラと地図を持って、すべての自販機をチェックして廻るのは大変でしたが、実態として約6割の自販機が違法に設置されていたことが分かった事は収穫でした。あの頃はまだバリア・フリーという言葉がそれほど浸透していませんでしたので、「安全に歩く権利」などの言い方をしていましたが、身体に障害のある方々にとって場所によっては危険な状況になりかねない物件もありましたね。裁判は最終的に勝てませんでしたが、実質的にはこちら側の要求していた「交通の障害物撤去」は達成されたわけですから、良しとしましょう。浅野さんや関係者の皆さんお疲れさまでした。今度は「タバコ規制枠組み条約」にあるタバコ自販機そのものの撤廃へ、ですね。自販機は余計な電力を消費する上、広告塔としての機能もあり、未成年喫煙を助長する最大の要因でもあります。
●vol.2でお知らせしました「フードマイルズ」について、ご感想・ご指摘ありがとうございます。
いくつかご紹介します。
◇Sさん(デザイナー)…「日本の基礎でもある産業を守るためにもなるべく国産を選んでいます。
今後、海外へ行かないと決めました。」
→鈴木「いや、そこまでしなくても。(^^)経済のブロック化は長期的にマイナスですし、環境と経済をうまく調和させることは可能だと信じたいですね。事務所で将来オーガニック・レストランもやりたいという佐野さんの夢をぜひ実現させていただきたいです。」
◇篠原さん(衆議院議員)…「マイルズを使うのはどうしてでしょうか。イギリスでもマイレージを使っていますし、私はまさにt・kmで積み重ねたからマイレージにしたのですが。ちなみに、農業白書、環境白書、林業白書すべてマイレージを使っています。」
→鈴木「地産地消を提唱されている第一人者の篠原さんからは、さすが専門家という厳しいツッコミが来ていますね。講演会では講師の根本さんはフードマイレージの説明もされましたが、長くなるのとフードマイルズという言葉そのものがまだ一般的でないため、メルマガではフードマイルズで統一させていただきました。講演そのものが大気汚染とトラック物流対策からの観点で輸送距離に着目したものでしたが、説明不足についてはお詫びいたします。
フードマイルズ=イギリスの Tim Langが提唱した消費者運動全体を指す。または距離のみの指標。
フードマイレージ=距離(フードマイルズ)×輸送重量。純粋に計算による数値のみを表す。こちらのほうがより正確な数値になるとして農水省ほか、お役所様ご推薦。
という感じでしょうか。行政側に都合のいい言葉には自動的に反発スイッチの入る私ですが、フードマイレージについては珍しく「良いかもしんない」と思ってます。鬼畜デザイナーの寝言メルマガに、ご多忙中にも関わらずご意見くださった皆様、感謝しています、今後も情報をお寄せください。」
イベント情報……………………………………………………………………………………………………
●青空の会主催 ミニ学習会「未認定患者の被害実態調査を終えて」●
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日時: 2004年6月18日(金)PM19:00〜20:00 20:00から運営会(21:00終了予定)
場所: スモン公害センター(新宿区新宿2−1−3 サニーシティ新宿御苑10F
電話 03−3352−9475 、新宿御苑駅下車,徒歩1分。JR新宿駅東南口より徒歩8分)
報告: 除本 理史(調査班代表,東京経済大学助教授),尾崎寛直(調査班,東京経済大学講師)
(調査班:除本理史・堀畑まなみ・尾崎寛直・神長唯・関耕平)
テーマ: 調査から見えてきた大気・未認定患者の生活実態
―――2003年11月〜12月にかけて,東京大気裁判に提訴している未認定原告患
者の約75%に対して実施したアンケート調査をもとに,調査班の考察をふまえた
生活実態報告を行います。奮ってご参加ください。
青空の会では数ヶ月に一度程度、通常の運営会の前にミニ学習会をプラスする企画を始めました。
ミニ学習会に出席された方はそのまま運営会にも御参加可能です。
皆様のご意見を運営会でもお聞かせ下さい。
参加: 無料 (会場の都合上、参加ご希望の方は青空の会事務局までメール一報下さい。)
主催: 東京大気裁判を支援する青空の会
事務局 運営会 aozora@tokyo.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/aozora/tokyo/
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