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August 14, 2004

アマゾン通信VOL.5 2004・8・15

アマゾン通信(vol.5)……2004・8・15

●職場の受動喫煙訴訟で初の賠償命令
江戸川区職員のKさんが職場での分煙を要求したのに改善されず、受動喫煙で健康被害を受けたとして、損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は7月12日、区の安全配慮が不十分だったとして5万円の支払いを命じた。判決理由で土肥章大裁判長は「職場の施設を管理する区は、受動喫煙から原告の生命、健康を保護するよう配慮する義務を負う」と指摘している。
ダイオキシンやヒ素、カドミウムをまき散らす、タバコが今まで野放しだったこと自体が問題で、この判決は遅すぎたくらいですが、一人で闘い続けたKさんには心からお祝いを申し上げます。26日までに双方が控訴しなかったために、この判決は確定しました。

●ツルネンさんの「日本一わかりやすい「日本」」(明日香出版社)が出版されました。
フィンランド出身で日本に帰化した、ツルネン・マルティさんの書いたタイトル通りの、わかりやすい本です。
すべてのコンテンツが見開き2ページで構成され、片側は鈴木リマさんのあっさりしたタッチの漫画になっている。
日本の政治・産業・文化やご本人のことが、興味のない人にも「パッとみてわかる」滅煙倶楽部の号外と同じようなコンセプトで描かれていて、とても読みやすい。怪しい団体のフリーペーパーと一緒にされるのは迷惑かもしれないが、短い表現であるがゆえに、著者とさらにコミュニケーションを取ってみたいと読者に思わせる作り方は大事である。
ひとつの例として、エコカーが環境問題の解決になるかもしれない、という記述があったので、私の所感を書いてみたい。(ただのツッコミですが)
私は、交通環境問題において、エコカーは一時的改善にはなるかもしれないが、問題の解決にはならない、と考えています。カーシェアリングや他の交通手段の充実を図る方が道路やクルマにお金をかけるよりも経済効率の観点からも、環境の面からも有効です。7月に、総合科学技術会議事務局環境グループがまとめた資料「環境分野の動向概況と論点・課題について」に以下の記述があります。
「我が国のCO2排出量の2割強が運輸部門から排出され、その内の約9割近くを自動車が占めている。産業部門が横ばい傾向であるのに対し、運輸部門からの排出量は増加の一途をたどっており、2001年度の排出量は、基準年である1990年度に比べ22.8%増加しているなど、運輸部門における温室効果ガスの削減はより重要な問題となっている。」
自動車単体の排ガス削減を増え続けるクルマの量が越えてしまっている今日では、根本的なクルマ社会からの転換を図らない限り、自分で自分の首を絞め続ける現在の状況は変わりません。
ツルネンさんも、貨物運送を鉄道に戻すことの利点を本書で述べておられるのですから、是非実行していただきたいと思いますね。特に高齢化社会では交通弱者を中心にした、クルマに依存しない「まちづくり」が大事です。
…等々。なにしろ、それぞれのテーマを1ページに収めてあるので、書き足りない点も沢山あっただろうと推察されます。しかし、政治家本によく見られる、意味不明の主張が延々と続く「紙資源の浪費本」に較べれば格段に優れた「日本解説書」になっている点は評価したい。出版されたばかりでナンですが、「その後どう変わったか」という続編も読みたいですね。
過去から現在の国際社会情勢を知るのに、もっとも解りやすいテキストは「ゴルゴ13」シリーズですが(断定)、本書も日本人自身が自国を客観視する際の有用なテキストになると思います。

●面白い本がそれなりに出ているというのに、アート系書店チェーン「青山ブックセンター」の倒産はショックでした。かつて私がアートディレクションをしていた「危ない一号」シリーズなど装丁した本をよく平積みしてくれていて、この種のサブカルチャー系の書籍も充実しており、深夜営業とも相まって、デザイン関係者の「心の友、もしくは麻薬」状態でした。なんとか新生の道を探って欲しいと切に願います。

●今月の禁煙店
地下鉄丸の内線・新宿御苑前駅のバリアフリー調査をしていて見つけました。
■日本茶専門店「一葉」(かずは)
新宿区新宿1-8-2
TEL 03-5269-4188
営業時間11;00〜8:30(ラストオーダー)日祝休
新宿御苑前駅・一番出口横
9席(一人席2卓、3人席1卓、4人席1卓)完全禁煙
丸山園のアンテナショップとして昨年開店。さすがに日本茶の種類は豊富。
狭いうえに妙に段差が多いので車椅子の人には使いづらいが、ジャズが静かに流れる店内は一人で
なごむには最高。お茶以外にもスイーツや湯葉ご飯、茶そば等も楽しめる。

●環境NGO 滅煙倶楽部(めつえんくらぶ)の号外vol.13ようやく発行しました。

●イベント情報
……………………………………………………………………………
2004・9・23 (街ではマイカーを使わない日)
横浜カーフリーデーを実施しよう!
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www.yokohama-car-free.com
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 環境問題の中で、大気汚染と地球温暖化は、クルマへの過度の依存が大きな原因です。
クルマとの共存を考え、持続可能な社会を実現するきっかけをつくるため、カーフリーデー
を実現しましょう。

■カーフリーデーとは
カーフリーデーとは、都市交通問題等の改善のきっかけをつくるため市街地にクルマの休
日を設けるものです。1998年以来、毎年9月22日に世界同時実施され、2002年には1,780都
市が参加しました。実施自治体がガイドラインにサインをして、自治体、参加・協賛団体
が出資をしてイベントを開催します。最近は、22日の前後1週間をモビリティ週間として、
公共交通を便利にして、車からの乗換がどれくらいあるかの実験と組み合わせるところが
増えてきました。世界ではカーフリーデーは、曜日は関係なく9月22日に開催されますが、
それは交通社会実験を伴っているからです。特定の曜日だけではなくいろいろな曜日で、人々が
車から公共交通へ転換するための実験が行われています。横浜では、交通社会実験が伴う本格的な
カーフリーデーが開催されるまで、秋分の日に開催することにしました。

■カーフリーデーの目的
1.大気汚染の問題を認識する
2.人や自転車の空間を優先する
3.公共交通の推進・強化
4.地域の資産を再認識する

■ 横浜カーフリーデーの実施に向けて
今年の横浜カーフリーデーの目標は、まずやってみた上で来年以降につなげること。
1.日本初の本格的なカーフリーデー開催に向けての第1歩とする。
2.温暖化対策や都市の環境問題についてのアピールを市民と行政とが協働で行う。
3.横浜市内の環境に関心のある市民が出会い、今後の活動のネットワーク化をはかる。
4.環境や福祉の観点から公共交通や道路の使い方について、参加者みんなで考える。

■ カーフリーデー開催実行委員を募集します
 一つのNPOの主催ではなく、各団体・市民が集まっての実行委員会主催です。
  毎週開催
詳しくはホームページをご覧下さい。
■実行委員会参加団体(7月19日現在)

NPO法人 環境文明21、NPO法人 横浜にLRTを走らせる会、環境自治体会議
NPO法人 横浜アートプロジェクト、神奈川区環境問題を考える会
ヨコハマ未来地図づくり100人委員会、
神奈川県環境学習リーダー会、環境NGO 滅煙倶楽部(めつえんくらぶ)

後援:横浜市環境保全局・横浜市交通局・フランス大使館
   環境省・国土交通省関東運輸局・神奈川県   
(申請中)リヨン市

■ 9月23日(祝日)企画案(予定)
★横浜美術館前の公園で各種イベント
 親子ウォーキング、レンタサイクル、大道芸、ちびっ子はまりんバス

★開港記念会館で環境フェスタ
 レトロ自転車展示、環境シンポジウム、温暖化防止パネル展示
その他、今からできることをみなさんで考えて下さい。
横浜市交通局と環境保全局に協力をお願いしています。

■ 協賛いただける企業・団体・個人を募集しています。

個人:1口  1000円
団体:1口 20000円

8月17日までに協賛をしてくださった団体は、ポスターに名前を掲載させていただきます。

【振り込み先】
横浜銀行 鶴見西口支店
口座番号 1524507
横浜カーフリーデー実行委員会

■カーフリーデーに関する情報は以下で検索できます
アトリエUDI都市設計研究所
http://www.atelierudi.com/cfdcover_html/cfd1-5.html
国土交通省環境行動計画の中の20ページに記述あり
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/01/010628/03.pdf
ヨーロッパカーフリーデー
http://www.22september.org/
TOKYOカーフリーデー
http://www.rainbow.gr.jp/data/tcfd2000.html
☆カーフリーデーは、EUの正式なイベントです。
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問合せ先:横浜にLRTを走らせる会 info@yokohama-lrt.com  090−1103−5255(松川)
横浜市中区本町4−44
横浜市市民活動共同オフィス
NPO法人横浜にLRTを走らせる会内
TEL&FAX:045−662−3689
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●オフィス アマゾンで製作したカーフリーデー・参加呼び掛けチラシ(A4版一色)PDFをご希望のかたにメールでお送りいたします。アマゾン鈴木までメールにてご連絡ください。

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