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February 04, 2005

アマゾン通信VOL.9……2005・2・4

アマゾン通信(vol.9)……2005・2・4

●年が明けたと思ったら、もう一ヶ月経ってしまいました。脳内で「第258回〜、いつになったら法事関係の事後処理が終わるんだ会議」を今だにやっている状態ですが、今年もなんとかよろしくお願いします。
●パブリック・インボルブメントとPI外環沿線会議
パブリック・インボルブメントとは、アメリカで発祥した高速道路事業など広域な交通計画における合意形成のプロセスシステムのことです。(Public=公的、Involvement=参画)
該当する沿線住民だけでなく、一般市民や関連する総ての組織に交通施設の計画段階からコミュニケーションに参加してもらい、事業主(例えば国・州)が計画の住民への認知や対話による情報交換で方向性の修正をするために計画の各段階で用いています。似たようなシステムはイギリスやフランスなどにもあります。
いずれも市民への正確かつスピーディな情報提供が制度付けられており、直接市民が計画に参加するわけではないが、可能な限り意思決定機構に民意が反映されるよう、時と共に制度も変化してきました。
日本でこの手法を取り入れたのが「東京外かく環状道路」を計画している、東京都と国(国土交通省)です。
2002年6月に計画予定地域住民から選ばれた協議員や行政担当者ら29名による「PI外環沿線協議会」が発足し、42回の協議を経て、今年新たに「PI外環沿線会議」に衣替えしました。これまでの日本的密室政治から比べれば格段の進歩のように見えますが、まだ問題点も多いようです。
今年の第一回「PI 外環沿線会儀」を傍聴した限りでは、これまでに大深度地下に道路を造るので地上部にあまり影響はないと報道されてきた事がとんでもない間違いで、地下だけでなく地上部分へも生活道路を国・都側は造ろうとしている事実がはっきりした事です。当然、周辺住民は立ち退きを余儀なくされるため、どのような形で住民に説明するかについて会議では大激論になっていた。また協議員からは、この計画の選択枝に「外環を造らない場合のシミュレーション」を加えるよう提案があり、温暖化など環境問題の観点からこれ以上道路交通に依存することへの危険性などの指摘も出ていた。これ以外にも協議員懇談会などの集まりがあるようだが、今のところ傍聴が出来ないなど情報提供には不備があるようですね。
まだまだ日本型PIは先行き不透明なようで…。
●東京芸大千住キャンパス
国立東京芸術大学の音楽学部千住キャンパスが旧千寿小学校(足立区内の公立小中学校は「千寿」表記)跡地にできる事になった。現在、取手キャンパスにある、音楽環境創造科の移転と新設される大学院・音楽文化学(仮称)が入る予定。足立区側の誘致に芸大側が応えたようで、1月の住民説明会では、2006年秋には新キャンパスのオープンを目指すとの事である。ユニークなのは新しく校舎を造るのでは無く、小学校の校舎を改・増築して使う点。千住もご多聞に洩れず、少子高齢化が進み、学校の統廃合が起きている。廃校後の校舎リサイクルというのは大学レベルでは他にあまり例のない社会実験のようなので、なりゆきを注目したい。総工費20億円(もちろんワシらの税金)と、通常より安上がりに済むとはいえ、災害対策などはしっかりやってもらいたい。なんにせよ、足立区内にできる初めての大学である。今後が楽しみだ。
●今月の禁煙店
bon
レストランBon!(完全禁煙の地中海料理)
文京区向丘2-2-6 サンクリエ本郷1F
TEL03-3814-5211
営業時間 ランチ 11:00〜14:00
    ディナー 18:00〜21:00
テーブル34席 カウンター6席
東京メトロ「東大前」駅徒歩1分。エレベーター出口からだと本郷通りを挟んでほぼナナメ向い。
クルマ椅子の方も比較的楽に来られる、バリアフリーな位置です。オーガニック料理中心の店に置いてある、
バリアーニのオリーブオイルがまた旨い。バターでなく、このオイルをパンに浸けて食べるとライス党の私でもパンのおかわりをしたくなる。ボトル売りもしているので、おみやげにも良いです。
●「アツキヨ」の新曲
聴覚障害を持つアーティストユニット「アツキヨ」の新曲「僕らをのせたバスは」が日本クラウンから2月9日に発売予定。この曲は2月・3月の「NHKみんなのうた」で流されます。いつもの北千住駅前ストリートライブで観客の子供たちが大喜びで跳ね回るのを見ていると、ヒットチャートの上位を十分狙える気もするのだがどうなるか。耳がほとんど聞こえなくても、手話を組み合わせたサインボーカルというジャンルを確立したkiyo嬢の努力もさることながら、彼女を支えるアツシ君の力が大きいでしょう。なんとかミュージシャンとして大成してほしいものです。2月7日、NHK教育テレビの「福祉ネットワーク」(夜8:00)でふたりの姿は観る事が出来ます。
●葉巻の本場キューバでも公共の場所は禁煙になるようで。
最近の研究で、親が喫煙する子供はたとえ屋外でしか親が喫煙しなくても、受動喫煙関連疾患の危険が非喫煙者の家族の2倍になることが分かってきた。世界保健機関は環境タバコ煙暴露について、世界中の子供達の健康に悪影響を及ぼす有害物質であることを認定しています。ところで日本人の死因の2位は心臓病だが、喫煙は肺や気管だけでなく、心臓にも影響を及ぼしやすい。特に注目されるのが、突然死につながるといわれる冠攣(かんれん)縮性狭心症への影響。現在研究が進められているが、屋外での受動喫煙により突然死に見舞われている可能性がこれまで見過ごされていた。さらなる調査と早急な対策(他人がいる場所での喫煙禁止など)が必要でしょう。この種の科学的データの共有も大事ですね。
●環境NGO滅煙倶楽部(めつえんくらぶ)の名称変更作業は今年中に行う予定です。


●2005年2月イベント情報
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小児等の環境保健に関する国際シンポジウム(第3回)
〜こどもの健康と環境中の化学物質〜
http://www.nies.go.jp/event/kaigi/topics/20050224/20050224.html

小児等の環境保健に関する国際的な情報交換の場として、昨年度に引き続き第3回
「小児の環境保健等に関する国際シンポジウム」が環境省主催で開催。
 シンポジウムでは、日頃身近に子供の保健指導に携わる方々を含め、一般の方々を対象として、国内外で行われている子どもの健康と化学物質に関する調査・研究の状況等をわかりやすく紹介。
海外からはスウェーデンで行われた約3万人規模の国民調査やドイツでの環境調査の担当者を招き、それぞれの国での子どもと化学物質に係る対応について。

日 時 :2005年2月24日(木) 10:00-17:00 (受付開始 9:30)
会 場: 三田共用会議所 講堂(港区三田2-1-8)
主催:環境省
運営事務局 (独)国立環境研究所化学物質環境リスク研究センター
参加費 無料 *事前申し込みが必要となります。

■参加申し込み及び問い合わせ先
E-mailの場合は、申込書をメールに添付、必要項目(氏名・所属・住所・電話
番号、FAX番号、E-mailアドレス)を記載し、childhealth@nifty.com まで返信して下さい。
「小児等の環境保健に関する国際シンポジウム」運営事務局 担当:松崎、岡野
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